星見の夢

占いに行ってきました。

本当に突然なんですが、友人と遊んでいるときにたまたま占いの話になって、一度鑑定してもらいたいなと。

こういったものに影響を受けやすい自覚があるので、ほどほどにしか信じないタイプですが、それでも時々週ごとの占いを眺めては面白いな~と読んでいたりします。

特にいまはまっているのはしいたけ占いで、週更新と月更新のものどちらも読んでいます。

すごいですよね。

何であたるんだろうというところまで本当に当たっていたりして、不思議な感じはします。

 

それが例えたまたまだとしても。(というかほぼたまたまなんだと思っています)

昔からテレビのニュースの占いとかを家族がそれなりに信じるたちだったので、それにすごく反発していた時期はあります。

たったの12個の星座に分けられて、順位づけられて、それが悪かったら朝からテンション下がるじゃないですか。

私は昔からなんでもかんでも本気にとるので、朝からテンションさげたくなかったんですね。

家族は別にそんなこと気にしてなくて、話のネタとかその程度だったんだろうと思います。

いまはそれこそ話のネタ程度に見ていますが、そうやって肩の力を抜いて見るとも白いんですね。

占いって、当たっているか当たっていないかの二択で、当たっていると思えば全部当たっているなんですね。

それって、確か物語シリーズのどこかで羽川さんが言っていたような気がします。予知夢とかの話だったでしょうか。

占いって解釈次第なところがあるので、全部当たっていると思えば当たっているんですよね。少なくとも、私はそうです。

そして全部本気でとってしまうという性質については、しいたけさんがやぎ座あるあるで語っていたりします。

占いって結局「こういう人に向けたアドバイス」ってのが書かれているので、その「こういう人」に自分が該当するのであればアドバイスを素直に受け入れていい気がするんですよね。

いわば人生の攻略法の参考になるはずなので。

話は戻りまして、先日鑑定してもらった占いについてですが私のウケた印象はカウンセリングでした。

占っていただいた先生のプロフィールを改めて確認してみると、メンタル的なアドバイスを得意とされていたようです。

何名かの先生が集まっている建物で、飛び込みでやってもらったのですが、友人2名と合わせてバラバラで占ってもらいました。

ちょうどあいていた先生が2名いたので、私は選べなかったのでいつものように1d2のダイスロールで決めました。(何か選べない時、ダイスロールでよく決めています)

直前まで何について占ってもらうのか悩んでいましたが、ふと、人間関係についてお願いしようかなと思いつきました。

私はドールが好きなので、すみかや窓に足を運ぶこともあるのですが、やはり店舗の数は多くないしイベントがある時はどうしても多くの人が集まります。

きっと気づいていないだけで、Twitterのフォロワーさんとかも多くすれ違っていることと思います。

そこに、簡単に言えば顔を合わせたくない苦手な人がやってくることもあるんですね。以前にたもとを分かち、いまだにその頃の思い出がフラッシュバックしては苦しめられていたりします。

そういう人と会いたくないんですけど、どうすればいいでしょうか?という、むちゃぶりみたいな相談を持ち掛けました。(でも私的には本当に困ってることでもあります)

結論としては、そんなの気にならないぐらいしっかりした軸を持つ、ということでした。

もう決して交わることがないはずなのに、それでも気にしてしまうのは自分がたち切れていないから、とのことです。

占いの方法は、ペンジュラムとタロットでした。

最初は自分と相手の関係性みたいなものを見るんでしょうか。自分と相手の石を選んで、ペンジュラム(クラピカの鎖みたいなの…)でどうやって揺れるかを見ていたようです。

そのあと何度かタロットのカードを引きましたが印象に残っているのは「許し」「喜び」です。

自分を許して、アイムオーケーと言っていこう、と。そうすれば喜びが訪れる…みたいなことだったと思います。

あとは、オズの魔法使いに出てくる心をなくしたブリキの木こりのカードがありました。私はいま心をなくしてしまってる状態で、けれどすぐ近くに心はあるのだと、そのようなことを言ってもらいました。

私は実は、「心をなくす」だとか「自分を殺す」なんて表現に忌避感があったりします。

というのも、その苦手としている人物こそがよく使っていたフレーズで。

その人物はとにかく自分に甘く、自分が少しでも脅かされると反発するんです。

心をなくすことがそういうことなら、私は心をなくすなんて表現絶対にしないと思いました。

それは私自身が心をなくしていると分かっているからこその反抗心だったのかもしれません。

心をなくすとは、そんな甘いものではないぞと。

きっとそうだと思います。

そしてこのフレーズだけでなく、無数の反発心がいまだに心に渦巻いているのです。

否、渦巻いていました。

ただこの占いをきっかけに、変われるといってもらえたので、私も変わってみようかなと思います。

ただきっかけがなかっただけでした。

私は結構そういう人間で、常に日々を運命として受け止める生き方をしていたりします。

きっとこうなるために、これまでの人生があったのだ、というような考え方ですね。

この2年だか3年だかをずっと怒りに魂を燃やしてきて。そうしないと私は作品を生み出せないだろうと思っていたからでもありますが、何より怒りを忘れてしまったら、損なわれた私自身は誰も補填してくれないのです。

恐怖を忘れてしまったら、未来の私がまた損なわれるかもしれないのです。

だから私はそうやって負の感情をエネルギーにずっと走ってきました。

が、心はすぐそばにあって、私が手を伸ばせるかどうか、私が変わろうと思えるか、なんですよね。

もういいかなと思いました。

3年も私は私のために怒ったのだから、そろそろ幸せになってもいい気がします。

そんなきっかけをもらえた体験でした。