ドールメイク(パステル)に使用する道具紹介とか

ヴィイオラのメイクをしました。

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ヴィオラの新しいメイク(2020/05/14現在)

以前仮にメイクをしていたのですが、かなり拙く、自分好みではないなと判断して修正しました。

 というのも、上の画像に写っているのですが、ヴィオラ用にドレスを購入しまして。とても美しいアンティークドレスなのですが、その姿をお披露目するためにも、本人には美しくなってもらわないといけないなと感じた次第です。

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以前のメイク。これはこれで好きですが、どうしても拙い

以前のメイクはどちらかというと、まつ毛の本数を少なくしてさっぱりとした印象です。

そういえば、今回メイクするにあたり、つやけしスプレーがどこを探しても見つからなくて結局買い足しました。

その際に基本的にはパステルメイクなのでパステル定着スプレーも買ってみました。結局ほとんど使わずじまいでしたが…今度はもう少し使ってみたいですね。

今回だけだと、その効果がいまいちわからなかったです。恐らくメイクしてから時間が経つとその効果が発揮されるかな、と。

以前うちにいたカスタマーさんメイクのドールがパステルメイクだったのですが、時間が経ってしまってかなり薄めになっていたので、そのあたりが防止されるのかな?と思います。

ここで少し使っている道具の紹介、覚書など。

まず、先ほど出てきたつやけしスプレーは、造形村のものを使っています。

dollfie.ec.volks.co.jp

SD用なのでまあ間違いないかな、と。UVカットともあるので、黄変を多少防止できるのかなあとも思います。

dollfie.ec.volks.co.jp

こちらはパステル定着用のスプレーです。効果のほどは上記の通り。

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ダイソーパステ

エアブラシにも挑戦したいところですが、今は難しいのでずっとパステルメイクです。

基本的に私が使用しているのは上記画像のダイソーパステルです。どうやって入手したかもよく覚えていないんですが、恐らく祖父母から買ってもらった画材の中にあったか、使わないからと譲り受けたかのどちらかだと思います。

古いものだからか、そもそも素材がかなり柔らかいのかよく分かっていませんが、しっかりと定着してくれるので愛用しています。

だいたい肌のベースというか陰になる部分を全色混ぜた色で着色しています。

頬は暖色を全て混ぜた色(赤の比率が高め)+青を少しといった感じで綿棒でひたすら思うままに着色します。

綿棒も百均のものです。使い捨てられるように大量に入っているもの、あと片側が細くなっているものを使っています。広い面は丸い方を、細かいところは細い方を使っています。

黒い筆は人間用のメイクブラシをこれまた百均で買ってきました。綿棒に比べて定着しにくいので(本当に粉を乗せているだけ、みたいになる)、薄く着色したいときや広い面に着色したいときに使ったりします。

あとはなじませるためにだいたい指でぐりぐりしてます。

メイクが終わった後の私の指は毎回すごい色になってます。

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造形村アクリルカラー、造形村メイクパステル、パンパステ

そのほかに使用しているパステルは、SDメイク用のパステルとパンパステルです。

ただ、SD用のパステルはまだほとんど使っていません…。私の使い方がよくないのか、うまく定着してくれないので、まだほとんど使用していない感じです。ただ今回、少しだけ色が乗ってくれたので、もう少し練習してみようかなと。

青い方はパンパステルというパステルだそうですごく色が乗せやすいです。

色の名前が分からないのですが、これはキラキラしたラメが入っていて、私は仕上げの前に全体的に薄く乗せます。

そうするとキラキラした感じになって可愛いかな…と。画像だとそれはあんまりわからないのですが、生身で見ると光が反射しているのが分かります。

イラストでもそうなのですが、私は仕上げは青系で締めることの方が多いのでこの色をチョイスしました。他にもいろんな色があったと思います。

造形村のアクリルカラーは重宝しています。

というのも、アクリル絵の具は乾くのが早いので、細かいメイクをしているとすぐに乾いてしまいます。

その時に混色で色を作っていると、まったく同じ色を作るのは私には難しく、どうしても不揃いになってしまいます。

そのため、最初から色が作られている方が楽なんですね。

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ターナー アクリルガッシュ、ヌーベルカレーパステ

ただすべての色を賄えるわけでもないので、このようにアクリル絵の具を使用することもあります。乾くの早いなーと思いながら毎回使ってます。

パステルは一応もう1セット持ってまして、24色のものですがこちらはほとんど使っていません。ハードパステルなので、なかなか着色が難しいです。

webshop.sekaido.co.jp

使用している筆は、上記リンクのNo.000です。多分一番細いタイプってことですかね。

筆はある程度のもので、細ければ何でもいいかなと思っています。どちらかというと試されるのは自分の腕だと思っているので。

あ、ただし、上記の筆は確か水彩でもアクリルでも使えるものだったはずです。筆も適した絵の具があるようなのでその点は注意した方がいいかもしれません。適していないものを選ぶと、傷んでしまうと思うので。

www.ms-plus.com

あとはクリヤーを目元と唇に塗っています。つやが出て可愛いかな…と。

これで使っているものはだいたい全てかと。かなり低コストですね。

パステルは9割ダイソーパステルを使っています。使いやすいなと思うものを使うのが一番いいのかなと思います。

その中でも、今回活躍したのがペールオレンジ(肌色)でした。

これまで綿棒につけるときの色の調節にしか使っていなかったのですが、今回は一度ヘッドに着色してから色をぼかす、薄めることができると気づきました。

これまで一度つけたものは薄めることは難しく、落としてから再着色、といった流れかと思っていたのですが、これならかならリスクが減るかなと。

そのことから、パステルだけでなくアクリル絵の具についても、肌に近い色のものである程度の修正はきくことがわかりました。

今回、口元と目元はそうやって調整しています。

また、いったん塗ってしまってから一部を薄め液で落として再度着色という方法も、これまであまりやってこなかったので新しく発見できました。

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修正前1、2、完成

修正前1は完全に落としてしまって、修正前2の唇と目元を修正して完成になりました。

修正前2は、どうしても唇が浮いてしまっているようだったので、それをどうにかできないかなと、上記にあったように薄め液で唇の内側だけを落としてパステルで着色しました。少しはましになったかなと思います。

目元は寂しかったので、アイシャドウがわりの線を入れたのですがそれによってかなり黒目がちに見えるようになりました。

上まつ毛がちょっと下がってしまっていることも原因の一つである気はしますが…。

ひとまずは及第点ということで、いったん残しておこうかなと思います。

もしかしたらまたすぐに落としてしまうかもしれませんが…。

dolk.jp

ちなみに、公式メイクはこんな感じでした。

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お迎え当初のhwabi

らくBメイクだと思いますが、かなり意志が強くクールなヘッドだなと思っていました。

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それが、こんなにぽやんとした感じになるとは思っていませんでした。

もっともっと、腕を上げて飛び切り可愛くしてあげたいなと思います。